まだマイナンバーカードの申請をされていない方はいらっしゃいますか。
「マイナンバーって何?」
という方もいると思うので説明すると、マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)が記載された顔写真とICチップ付きのカードのことです。
2022年10月13日に、政府は現行の紙の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を正式に発表しました。
今後、マイナンバーカードは、健康保険証やお薬手帳、診察券や、運転免許証、外国人在留カードなどと一体化し、スマホに格納されていく予定です。
目次
マイナンバーカード申請を急がなきゃならない理由
2022年10月13日に政府は、現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を正式に発表しました。
2022年度末までには、ほぼ全ての国民がカードを取得する目標を掲げています。
マイナンバーカード(個人番号カード)は、地方公共団体情報システム機構が一括で作成をしておりますので、即日交付はできません
申請に不備がなければ最短で1か月程度で交付されます。
では、何で急がなければならないのかというと12月末までにマイナンバーカードをつくることによってマイナポイントがもらえるからです!
最大20,000ポイントのマイナポイントがもらえるのですが、この”最大”ってどういうことかというと
- マイナンバーカードの新規取得など(最大5000円分)
- 健康保険証としての利用申し込み(7500円分)
- 公金受取口座の登録(7500円分)
上記の1番目、マイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントの申込み後、20,000円までのチャージまたはお買い物をすると、ご利用金額の25%のマイナポイント(上限5,000円分)を受け取ることができます。
そして、6月30日から始まった施策が2,3番目。
まず、2番目はマイナンバーカードを新たに取得し、お持ちのマイナンバーカードを、健康保険証として利用できるよう申込み、マイナポイントの申込みをすると7500円分のマイナポイントを受け取ることができます。
まだ利用申込みが済んでいない場合、マイナポイントの申込みの際に一緒に申込めます。
3番目はご自身の預貯金口座を国(デジタル庁)に登録し、マイナポイントの申込みをすると7500円分のマイナポイントを受け取ることができます。
ちなみに2021年12月末までにマイナポイント第1弾に申し込んだ方で、まだ20,000円のチャージやお買い物をされていない場合(最大5,000円分までポイント付与を受けていない方)は、2022年1月1日以降も引き続き、上限(5,000円相当)までポイントの付与を受けることができます。
マイナポイントの使い方って??
「マイナポイント」とは「マイナンバーカードを紐づけるとポイントが還元されるキャンペーン」の事業名称です。
dポイントやWAONポイントのように「マイナポイント」という名称のポイントが存在するわけではありません。
では、どこに還元ポイントがつくのか?というと、マイナポイント申請で「自分が指定したキャッシュレス決済」にポイントがつきます。
マイナポイントは申請時に「1つだけキャッシュレス決済を選ぶ必要」があります。
d払いで申請すればdポイントに、PayPayで申請すればPayPayボーナスに、Suicaで申請すればJREポイントとして、その支払い方法でチャージ・支払いをすることで、マイナポイントが還元されます。
マイナポイントは期間限定でもらえる
【第1弾】マイナポイントの付与期間は 2020年9月から【第2弾】マイナポイントの付与期間は、2021年1月1日からで、「マイナンバーカードを新規取得した人に加え、既に持っていて【第1弾】を利用していない人」も対象で受け取ることができます。
マイナポイント第2弾の終了期限は、マイナンバーカードの申し込み期限が2022年の12月末まで。
ポイント申込期限が2023年2月末までとなっています。
マイナポイントのもらい方
ここまでお読みいただいてマイナポイントが欲しいからマイナンバーカードを取得したいと思っている方、下記の順序でマイナポイントをもらいましょう!
- マイナンバーカードの取得
- マイナポイントの予約
- マイナポイントへの申し込み・キャッシュレス決済を選択
マイナンバーカードの取得
マイナポイントをもらうにはマイナンバーカードの取得は必須!
マイナンバーカードを発行する必要がありますね。
また、マイナポイントを受けるにはマイナンバーカード作成時に登録した4桁のパスワードが必要になります。
マイナンバーカードを受け取る流れは以下の通りです。
- マイナンバーカードの発行申請
- 交付通知書の受け取り
- マイナンバーカードの受け取り
マイナンバーの発行申請はスマホやPCから手続きができますが、「個人番号通知書」と「写真」を用意しておきましょう。
写真はRGBカラーで480〜6,000ピクセル、20KB~7MB以内のjpegデータで用意しましょう。
指定のサイズの写真が用意できるのであれば、スマホのカメラでもOK!でも簡単で用意しやすいのがマイナンバーカード対応の街の証明写真機での撮影です。
証明写真機によっては、その機械からマイナンバーカードの発行申請も可能です。
申請後は約1か月程度で交付通知書が届くので、自治体に定められた交付場所でマイナンバーカードを受け取れます。
交付通知書受け取り
マイナンバー受け取りの際には4種類の暗証番号を用意する必要があります。
このうち数字4桁の「利用者証明用電子証明書」のパスワードはマイナポイントの申請にも必要です。
マイナンバーカードのパスワードを忘れてしまうとマイナポイントの申請ができなくなるだけでなく、3回連続でパスワードを間違えるとロックされてしまうので、注意が必要です。
万が一パスワードを忘れてしまったり、ロックされてしまった場合は市区町村の窓口に行きロックを解除してもらいましょう。
マイナポイントへの申し込み・キャッシュレス決済を選択
マイナポイントの予約・申し込みは、パソコン・スマホ(iPhone・android)、マイナポイント支援端末から行えます。
- パスワードを入力
- マイナンバーカードを読み取り
- 予約完了(マイキーID発行)
上記の流れで完了しますが、スマホをお持ちであればスマホから手続きをすると便利かも!
パソコンではICカードリーダライタが必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マイナポイントは家族分もらえます。
注意したいのが、親と子供で同一のキャッシュレス決済のアカウントを選択できない点です。
15歳未満の未成年者のキャッシュレス決済は、親名義のクレジットカードを選択することが可能です。
しかし、子供のキャッシュレス決済に使ったクレジットカードは、親が自分のキャッシュレス決済として申し込むことができなくなります。
家族分のマイナポイントの還元を受けたい人は、家族分のキャッシュレス決済方法を用意する必要があります。
また、原則本人のアカウントしか紐づけできないのですが、未成年者のマイナポイントについては、法定代理人の名義の決済が選択できます。
簡単にマイナンバーカードは作れるのでまだの方はお早めに。