プロダクトハウスとは?

「プロダクトハウス」ってどんな家?

個別設計の大きな問題点

 「プロダクトハウス」とは、図面をあらかじめ完成させておく住宅のつくり方です。図面には、構造から壁や床の構成、細部のディテール、配管や配線の通し方までが精緻に図示されています。あとは現場で組み立てるだけの状態になっています。
 これに対して、通常の家のつくり方は少し違います。まず施主の要望をもとに大枠の設計図をつくり、細部は現場を進めながら決めていきます。部分的には職人の裁量に任せることもあります。
 こうした進め方なので、出来上がった家の情報を100%反映した図面は残りません。そのため「この住宅と同じ家がほしい」といわれても、正確な図面がないので再現できないのです。
 その点でプロダクトハウスは違います。精緻な図面が現場に先行して完成しています。その図面通りに部材を組み立て、設備を配置すれば、一流建築家の高品質な家が、全国どこでも建てられるのです。

豊富なバリエーションとインフィル自由化

 このプロダクトハウスの強い味方がCGです。通常、建築では、CGはプレゼンに使用されます。何のプレゼンかというと、自分たちの能力をアピールするためのものです。「僕たちならこんなに凄い家ができます。だから契約しませんか?」という提案です。そのCGにはこれから建つ家の情報は反映されていないのです。
 それに対してプロダクトハウスは、部材の寸法や間取り、インテリアなど、CGそのものの家が建ちます。つまり、「こういう内容の家です。よかったら買いませんか?」という提案になります。
 つまり、プロダクトハウスが最新のCG技術と結びつくことで、間取りは? キッチンの寸法は? インテリアは?といった、これから建つ家の情報を誰でも把握できます。そう、「実際に建つ家」の空間をCGで体験できるのです。
 家の中身をあらかじめ理解して買う。そう、車などの工業製品ではあたり前のことです。こんなあたり前のことが、住宅の世界では画期的なのです。

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